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第23回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~断熱が暮らしを変えた物語~

 

断熱工事というと、家の壁の中や天井裏に材料を入れる、配管に保温材を巻く、という「見えない工事」のイメージが強いかもしれません
でも断熱は、住まい・建物・工場・プラントの「快適さ」と「省エネ」と「安全」を支える基盤です。

  • 冬の寒さを和らげる❄️

  • 夏の暑さを抑える☀️

  • 結露を減らして建物を守る

  • エネルギー消費を抑える

  • 設備や配管の温度を保つ⚙️

  • 火傷や凍結、劣化を防ぐ️

そして歴史をたどると、断熱は「新しい技術」ではなく、
**人類がずっと続けてきた“環境に適応する知恵”**の積み重ねだと分かります✨

昔の住まいの工夫から、近代化・産業化の中で断熱が“工事”として形になるまでを追っていきます


1️⃣ 原点:断熱の最初は「自然素材で守る」ことだった

断熱の出発点は、とても素朴です。
寒さ暑さを和らげるため、人は身近な素材を使ってきました。

  • 土壁や漆喰の厚みで温度変化を緩やかにする

  • 茅(かや)や藁(わら)で屋根を葺き、空気層をつくる

  • 木材の構造で湿気を逃がし、体感を整える

  • 隙間風を防ぐために建具や障子で調整する

ここで大事なのは、「空気」が断熱の主役だったこと。
空気は熱を伝えにくいので、空気層をどう作るかが古くからの知恵になります

日本の住まいは、断熱というより“通気”を重視してきたと言われますが、地域ごとに寒冷地では工夫が濃く、

  • 厚い壁

  • 風よけ

  • 土間や囲炉裏による熱源
    など、快適に暮らす工夫が積み上がっていました✨


2️⃣ 産業の断熱:工場・ボイラー・配管に「保温」が必要になった⚙️

断熱工事業の歴史を語るうえで、住宅だけを見ると半分です。
もう半分は産業分野。
工場やプラントで扱う“熱”は、暮らしとは比べ物にならない規模だからです

蒸気機関やボイラーが普及すると、こういう問題が出ます

  • 配管から熱が逃げて燃料が無駄になる

  • 表面が熱くて作業者が火傷する⚠️

  • 温度が下がると工程品質が乱れる

  • 結露や凍結で設備が傷む❄️

そこで「保温」「保冷」という考え方が強くなります。
つまり断熱は、快適のためだけでなく、
**効率(省エネ)と安全(火傷防止)と品質(工程維持)**のために必要になったんです️✨

この産業分野の断熱が、のちに「断熱工事」という職能が独立していく大きな土台になります。


3️⃣ 近代化:材料の進化が“断熱を工事にする”

昔の自然素材の工夫から、工業材料の時代へ。
ここで断熱は一気に「施工技術」になります。

  • 繊維系(グラスウールなどの発想)

  • 発泡系(空気を閉じ込める素材)

  • 保温材を巻き付ける・固定する手法

  • 仕上げ(外装材・板金)で守る️

材料が工業化されると、「どの材料を、どの厚みで、どう納めるか」が品質を左右します。
ここで断熱は“知恵”から“技術”へ進化していきます✨


4️⃣ 戦前〜戦後:復興と生活の安定が「住宅性能」への関心を育てる

戦後、日本は復興と住宅供給の時代に入ります。
最初は数が必要で、住まいはとにかく建てることが優先されます️

ただ、暮らしが落ち着くにつれて人々は気づきます。

  • 冬が寒い❄️

  • 夏が暑い☀️

  • すき間風がつらい️

  • 結露でカビが出る

ここから「快適さ」の価値が上がり、住宅に断熱の視点が入り始めます

同時に産業では、工場や設備が増え続け、
断熱(保温・保冷)の需要はさらに高まります✨

このように、暮らしの断熱と産業の断熱が並走しながら、断熱工事業は“仕事としての輪郭”を強めていきます。


5️⃣ 断熱工事業の成立:見えない部分を“確実に仕上げる”職人技‍✨

断熱は、完成後に見えません。
だからこそ「手抜きができる」と思われがちですが、実態は逆。
見えない部分ほど、施工品質が結果に直結します。

  • 隙間があると性能が落ちる(熱橋・漏気)⚠️

  • 施工不良は結露につながる

  • 配管保温が甘いと省エネ効果が出ない

  • 断熱材が濡れると性能が落ちる️

だから断熱工事は、
材料知識+納まりの理解+現場の丁寧さが求められます✨
この“見えない品質”を作る専門職として、断熱工事業は成立していったんです。


✅断熱の歴史は「自然の知恵」から「産業技術」へ広がった

  • 昔は自然素材と空気層で暑さ寒さに適応してきた

  • 工場や配管では保温・保冷が省エネと安全に直結した️

  • 材料の工業化で断熱は施工技術として成熟した

  • 戦後の生活安定で住宅の快適性が重要になった

  • 見えない品質を作る専門職として断熱工事業が形になった‍✨