ブログ|上甲断熱工業

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第23回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~断熱が暮らしを変えた物語~

 

断熱工事というと、家の壁の中や天井裏に材料を入れる、配管に保温材を巻く、という「見えない工事」のイメージが強いかもしれません
でも断熱は、住まい・建物・工場・プラントの「快適さ」と「省エネ」と「安全」を支える基盤です。

  • 冬の寒さを和らげる❄️

  • 夏の暑さを抑える☀️

  • 結露を減らして建物を守る

  • エネルギー消費を抑える

  • 設備や配管の温度を保つ⚙️

  • 火傷や凍結、劣化を防ぐ️

そして歴史をたどると、断熱は「新しい技術」ではなく、
**人類がずっと続けてきた“環境に適応する知恵”**の積み重ねだと分かります✨

昔の住まいの工夫から、近代化・産業化の中で断熱が“工事”として形になるまでを追っていきます


1️⃣ 原点:断熱の最初は「自然素材で守る」ことだった

断熱の出発点は、とても素朴です。
寒さ暑さを和らげるため、人は身近な素材を使ってきました。

  • 土壁や漆喰の厚みで温度変化を緩やかにする

  • 茅(かや)や藁(わら)で屋根を葺き、空気層をつくる

  • 木材の構造で湿気を逃がし、体感を整える

  • 隙間風を防ぐために建具や障子で調整する

ここで大事なのは、「空気」が断熱の主役だったこと。
空気は熱を伝えにくいので、空気層をどう作るかが古くからの知恵になります

日本の住まいは、断熱というより“通気”を重視してきたと言われますが、地域ごとに寒冷地では工夫が濃く、

  • 厚い壁

  • 風よけ

  • 土間や囲炉裏による熱源
    など、快適に暮らす工夫が積み上がっていました✨


2️⃣ 産業の断熱:工場・ボイラー・配管に「保温」が必要になった⚙️

断熱工事業の歴史を語るうえで、住宅だけを見ると半分です。
もう半分は産業分野。
工場やプラントで扱う“熱”は、暮らしとは比べ物にならない規模だからです

蒸気機関やボイラーが普及すると、こういう問題が出ます

  • 配管から熱が逃げて燃料が無駄になる

  • 表面が熱くて作業者が火傷する⚠️

  • 温度が下がると工程品質が乱れる

  • 結露や凍結で設備が傷む❄️

そこで「保温」「保冷」という考え方が強くなります。
つまり断熱は、快適のためだけでなく、
**効率(省エネ)と安全(火傷防止)と品質(工程維持)**のために必要になったんです️✨

この産業分野の断熱が、のちに「断熱工事」という職能が独立していく大きな土台になります。


3️⃣ 近代化:材料の進化が“断熱を工事にする”

昔の自然素材の工夫から、工業材料の時代へ。
ここで断熱は一気に「施工技術」になります。

  • 繊維系(グラスウールなどの発想)

  • 発泡系(空気を閉じ込める素材)

  • 保温材を巻き付ける・固定する手法

  • 仕上げ(外装材・板金)で守る️

材料が工業化されると、「どの材料を、どの厚みで、どう納めるか」が品質を左右します。
ここで断熱は“知恵”から“技術”へ進化していきます✨


4️⃣ 戦前〜戦後:復興と生活の安定が「住宅性能」への関心を育てる

戦後、日本は復興と住宅供給の時代に入ります。
最初は数が必要で、住まいはとにかく建てることが優先されます️

ただ、暮らしが落ち着くにつれて人々は気づきます。

  • 冬が寒い❄️

  • 夏が暑い☀️

  • すき間風がつらい️

  • 結露でカビが出る

ここから「快適さ」の価値が上がり、住宅に断熱の視点が入り始めます

同時に産業では、工場や設備が増え続け、
断熱(保温・保冷)の需要はさらに高まります✨

このように、暮らしの断熱と産業の断熱が並走しながら、断熱工事業は“仕事としての輪郭”を強めていきます。


5️⃣ 断熱工事業の成立:見えない部分を“確実に仕上げる”職人技‍✨

断熱は、完成後に見えません。
だからこそ「手抜きができる」と思われがちですが、実態は逆。
見えない部分ほど、施工品質が結果に直結します。

  • 隙間があると性能が落ちる(熱橋・漏気)⚠️

  • 施工不良は結露につながる

  • 配管保温が甘いと省エネ効果が出ない

  • 断熱材が濡れると性能が落ちる️

だから断熱工事は、
材料知識+納まりの理解+現場の丁寧さが求められます✨
この“見えない品質”を作る専門職として、断熱工事業は成立していったんです。


✅断熱の歴史は「自然の知恵」から「産業技術」へ広がった

  • 昔は自然素材と空気層で暑さ寒さに適応してきた

  • 工場や配管では保温・保冷が省エネと安全に直結した️

  • 材料の工業化で断熱は施工技術として成熟した

  • 戦後の生活安定で住宅の快適性が重要になった

  • 見えない品質を作る専門職として断熱工事業が形になった‍✨

第22回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

“現場の一手”

 

断熱工事の世界は、派手な演出は少ないかもしれません。けれど、現場での一手一手が、家の性能を左右します。施工の丁寧さが、住み心地と光熱費に直結し、結果としてお客様の生活を変える。これは、職人にとって非常にやりがいのある構造です。

第2回では、断熱工事業の魅力を「施工の面白さ」「品質改善の奥深さ」「現場の誇り」「将来性」の視点から掘り下げます。


1)断熱工事は“品質が数字と体感に出る”仕事✨

近年、住宅の性能は数値で語られる場面が増えています。
断熱性能は、断熱等級やUA値などで評価されます。
ただし、数値は設計だけでは決まりません。現場施工の精度が性能を左右します。

断熱材に隙間ができれば、その部分が弱点になります。
断熱材が圧縮され過ぎれば性能が落ちます。
貫通部や取り合いの処理が甘ければ、そこから空気や湿気の動きが発生し、計画通りの性能が出にくい。

だから断熱工事は、「現場の丁寧さが最終性能を決める」仕事。
これは職人にとって、腕の見せどころです✨


2)“熱の逃げ道”を潰す発想が面白い

断熱工事は、熱の動きを読む仕事でもあります。
熱は高いところから低いところへ移動し、すき間や弱点を狙って逃げます。

  • 柱や梁の熱橋

  • コンセント周りの隙間

  • 天井点検口

  • 床下点検口

  • 窓回りの納まり

  • 配管貫通部

  • 断熱欠損になりやすい角部

こうした“熱の逃げ道”を、現場で潰していく。
まるでパズルのように、弱点を一つずつ減らしていく工程が、断熱工事の面白さです✨

断熱材の切り方、当て方、留め方、テープの貼り方、気密の取り合い。
小さな工夫が、結果に大きく影響する。ここが奥深いポイントです。


3)断熱は気密・換気とセット。総合力が身につく️

断熱工事を突き詰めるほど、「断熱だけでは家は良くならない」ことが分かります。
気密が弱ければ、断熱の効果が落ちる。
換気が適切でなければ、湿気が溜まりやすくなる。
透湿防水の考え方を誤れば、壁体内にリスクを作る。

つまり断熱工事業は、住宅を“総合的に理解する”技術職になれます。
この知識は、現場での提案力に直結します。

  • 工務店への改善提案

  • 施工手順の標準化

  • チェックポイントの共有

  • 現場教育
    こうした領域まで踏み込める断熱職人は、現場で非常に価値が高い存在になります✨


4)リフォーム市場でも価値が伸びる️➡️

新築だけでなく、断熱リフォームの需要は今後も伸びやすい分野です。
築年数のある家では、

  • 冬の寒さ

  • 夏の暑さ

  • 結露

  • 光熱費
    といった悩みが多く、断熱改修が解決策になり得ます。

ただしリフォーム断熱は、新築以上に難易度が上がることもあります。
既存の構造、納まり、制限された作業スペース、部分改修の判断…。
ここで経験がある会社は、強いです。
難しい現場ほど技術が活き、差別化にもなります✨


5)“お客様の毎日”を変えられる仕事✨

断熱工事の魅力は、完成後の生活に直結することです。
お客様が毎日感じる、
「寒くない」
「暑くない」
「結露が出ない」
「光熱費が下がった」
この変化が、工事の成果そのものです。

そして断熱は、家族の暮らしの記憶に残ります。
「この家にして良かった」
「リフォームして本当に助かった」
そう言ってもらえる仕事は、簡単にはありません。断熱工事は、その数少ない仕事の一つです✨

第21回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

“家の快適さ”

 

断熱工事と聞くと、「壁の中に断熱材を入れる仕事」「冬に暖かくするための工事」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。けれど実際の断熱工事業は、もっと広く、もっと深い価値を持っています。断熱は、冷暖房の効きだけではなく、住まいの寿命、健康、光熱費、結露、カビ、そして家族の暮らしの質そのものに関わる“根本工事”です🏠🌿

断熱が整った家は、ただ暖かいだけではありません。夏も涼しく、温度差が少なく、結露が起きにくく、空気が安定し、結果として住む人が快適に過ごせます。つまり断熱工事業は、目に見えない場所で“暮らしの当たり前”を底上げする仕事。派手さはなくても、価値が大きく、長く残る仕事です🧤✨

今回は、断熱工事業の魅力を「暮らしを変える力」「技術の奥深さ」「社会性」「職人としての誇り」という視点で、しっかり掘り下げます😊


1)断熱工事は“体感”で価値が分かる仕事🔥❄️

断熱の成果は、完成後に住んだ瞬間から体で分かります。
例えば冬。暖房をつけても足元が冷たい家は、断熱や気密の弱さが影響していることがあります。逆に断熱が整っている家は、室温が安定していて、暖房が効きやすい。朝起きたときの冷え込みも違います☀️

夏も同じです。外が猛暑でも、断熱が整った家は室内に熱が入りにくい。エアコンの効きが良く、過剰に冷やさなくても快適になります🌿

断熱工事は「施工の良し悪し」が住み心地に直結する分、仕事の成果が分かりやすい。
お客様が「今年の冬は全然違う」「光熱費が下がった」「結露が減った」と実感してくれる。この“体感の喜び”が、断熱工事業の大きな魅力です✨


2)断熱工事は、健康と安全にもつながる🛡️🌿

断熱の話は、快適性だけで終わりません。家の温度環境は健康にも関係します。
家の中で寒暖差が大きいと、体に負担がかかりやすく、特に冬場は浴室や脱衣所の冷え込みが大きなストレスになります🛁

断熱工事によって室内の温度差が小さくなると、生活の負担が減り、過ごしやすくなる。
これは子どもから高齢者まで、家族全員にとって価値があります👨‍👩‍👧‍👦

さらに、結露が減ることも重要です。結露は、カビやダニの原因になりやすく、室内環境の悪化につながります。断熱が適切に施工されれば、壁体内や窓周りの結露リスクを抑えやすくなる。つまり断熱工事は、住む人の健康と住まいの安全を守る仕事でもあります🌿🛡️


3)実は“家の寿命”を守る仕事でもある🏠🔧

断熱の不十分さは、家の耐久性にも影響します。
特に怖いのは「壁の中で起きる結露」です。壁体内結露が続くと、木材が湿気を含みやすくなり、腐朽やシロアリのリスクが高まる可能性があります。

断熱工事は、見えないところで家の寿命を支える工事です。
完成後は見えないからこそ、施工品質が重要になります。
「見えない部分ほど丁寧に」――この職人性が問われるところに、断熱工事業の誇りがあります🧤✨


4)断熱工事は“ただ入れる”ではない。設計と現場の知恵が必要🧠🧰

断熱工事は、断熱材を詰めれば終わりではありません。
むしろ、断熱材の種類や施工方法によって性能は大きく変わります。

  • グラスウール・ロックウール

  • 発泡ウレタン

  • 吹込み(セルロースファイバーなど)

  • ボード系断熱材

  • 外張り断熱

  • 充填断熱

  • 付加断熱

さらに、断熱は単体では成立しません。
気密、換気、透湿防水、施工の納まり、貫通部処理、窓の性能など、周辺要素との“セット”で効果が決まります。

例えば、断熱材が良くても、隙間が多ければ性能は落ちます。
断熱材が濡れれば性能は落ちます。
配線や配管の取り合いで断熱欠損があれば、そこが弱点になります。

だから断熱工事業は、材料知識だけでなく「現場で成立させる知恵」が必要な仕事です🧠✨
ここが、学べば学ぶほど面白いポイントです。


5)省エネ時代に価値が上がり続ける📈💡

電気代や燃料費の変動が大きい時代、断熱工事の価値は高まっています。
断熱は、一度整えれば、その家に住み続ける限り効き続ける“資産”のようなものです。
設備のように数年で壊れるものではなく、家の基本性能として長期間働きます。

さらに、環境意識が高まる中で、住宅の省エネ性能への関心も強くなっています。
断熱工事業は、省エネ・脱炭素の流れの中で、これからも必要とされ続ける分野です🌿✨


6)施工後に見えないからこそ、信頼が積み上がる🤝

断熱工事は、完成後に壁の中に隠れます。
だからこそ、お客様が頼るのは“説明”と“信頼”です。

  • どんな断熱材を使うのか

  • どんな施工方法なのか

  • どこを重点的に処理するのか

  • 結露リスクへの考え方

  • 気密や換気との関係
    こうした説明が丁寧な会社ほど選ばれます。

そして一度信頼を得ると、紹介が生まれやすい。
「この会社、丁寧だったよ」
「冬が本当に変わったよ」
こうした言葉が次の仕事につながる。断熱工事業は“積み上げ型”の強い商いでもあります📈🤝


第20回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~冬は暖かく、夏は涼しい家へ~

 

 

近年、断熱リフォームの問い合わせは急増しています。
理由はとてもシンプルで、
家が寒い・暑い・電気代が高い・結露がひどい
といった悩みが深刻化しているためです。

断熱は新築だけに関係すると思われがちですが、
実は“リフォームで大幅に改善できる部分”でもあります。

今回は、断熱リフォームの種類、効果、費用対効果、施工工程、
現場で本当に多い依頼内容などを、3000字以上で丁寧に紹介します。


■ ◆ 「家が寒い・暑い」は“断熱不足”が原因

特に多い相談が👇

  • 冬に家が底冷えする

  • 夏に2階がサウナ状態

  • エアコンをつけても温まらない

  • 結露がひどくてカビが生える

これは、ほぼ確実に”断熱不足”の症状。
家は築年数が古いほど断熱材が薄く、性能も低いのが特徴です。


■ ◆ 断熱リフォームで改善できる場所


● 壁の断熱

内部結露対策にも効果大。


● 天井(屋根裏)の断熱

寒さの改善に最も即効性がある。


● 床下の断熱

特に冬の冷え対策に絶大。


● 窓断熱(最重要)

家から逃げる熱の約50%は窓。
内窓・樹脂サッシ化は非常に効果が高い。


■ ◆ 断熱リフォームの方法別メリット・デメリット


● 吹き込み断熱(セルロースなど)

解体せずに壁内へ施工可能。
メリット:費用が低くすき間が埋まる
デメリット:施工が難しい


● 吹付け断熱(発泡ウレタン)

気密性が高い。
デメリット:やや高い


● グラスウール追加

コスト最安。
デメリット:隙間が出やすい


● 内窓(インナーサッシ)

最も手軽で効果が高い。


■ ◆ 現場のリアル:断熱リフォームの流れ🔧


① 点検

サーモカメラや床下点検口から調査。


② 劣化の確認

断熱材の落下・カビ・湿気を確認。


③ 施工計画

どこを改善すると効果が最大かを判断。


④ 施工

場所に応じて断熱材を施工。


⑤ 気密処理

断熱材と同じくらい重要。


⑥ 完了チェック

温度や結露の改善具合を目視・測定で確認。


■ ◆ 断熱リフォームの効果は“想像以上”

施工後のお客様からは👇

  • エアコン代が大幅に下がった

  • 帰宅時に家が暖かい

  • 朝の冷え込みが全く違う

  • 結露が消えた

  • 子どもが風邪をひきにくくなった

という声が非常に多い。

断熱は“暮らしの質を根本から変える工事”です。


■ ◆ まとめ

断熱リフォームは、

  • 寒さ

  • 暑さ

  • 光熱費

  • 結露

  • 健康

  • 家の寿命

これらを劇的に改善できる価値ある工事。

断熱は目に見えないが、
効果は確実に人生を豊かにしてくれます。

 


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第19回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~「家の快適さは断熱で決まる」~

 

 

家づくりにおいて、見た目や間取りは多くの人が重視します。
しかし本当に大切なのは、家の内部に隠れてしまう“断熱”の質です。

断熱材は、完成後には見えません。
だからこそ、ちゃんとした知識を持って選び、施工しなければ、
夏は蒸し暑く、冬は底冷えし、光熱費も高くなる家になります。

今回は、断熱材の種類、施工方法、現場の裏側、よくある失敗、家を長持ちさせる断熱の考え方など、
断熱工事のプロが本気で語る3000字以上の解説ブログです🏡🔥❄️


■ ◆ 断熱とは何か?目に見えない“家の性能”を決める要の工事

断熱とは、外気温を室内に入れにくくし、
室内の温度を外に逃がしにくくするための仕組み。

断熱材が正しく施工されていると👇

  • 夏は涼しい

  • 冬は暖かい

  • エアコン代が下がる

  • 家の中の温度差が減る

  • 結露が減り、家が長持ちする

つまり断熱は“快適さ”“健康”“省エネ”“寿命”を左右する超重要工事なのです。


■ ◆ 断熱材の種類を徹底比較✨

断熱材には多くの種類があります。
それぞれ特徴が違うため、住む地域・家族構成・予算によって最適解が変わります。


● グラスウール(一般住宅で最も多い)

メリット

  • コストが安い

  • 施工しやすい

  • 防火性が高い

デメリット

  • 隙間ができると性能が激落ち

  • 防湿層の施工ミスが多い


● セルロースファイバー

新聞紙をリサイクルしたエコ断熱材。

メリット

  • 調湿性が高い

  • 防音性能が非常に高い

  • すき間なく施工できる

デメリット

  • 施工できる業者が限られる

  • 価格がやや高め


● 吹付けウレタン断熱(発泡断熱)

近年人気が高い断熱方法。

メリット

  • 壁・天井に隙間なく密着

  • 高断熱で気密性が高い

  • 結露しにくい

デメリット

  • 施工者の技術差が出やすい

  • 火災時には有毒ガス発生の可能性


● EPS・XPS(押出発泡ポリスチレン)

床断熱に多用される。

メリット

  • 水に強い

  • 床の冷え対策に最適

デメリット

  • 現場カットの精度が重要


■ ◆ 断熱工事は「素材×施工」が揃って初めて性能が出る

断熱で最も大事なのは、
どの断熱材を使うかより“どう施工するか” です。

プロが必ずチェックするポイント👇


✔ すき間がないか

断熱材の1cmのすき間は、
“窓を開けているのと同じ”になることもあります。


✔ 断熱材が潰れていないか

厚みが半分になると性能も半分。


✔ 防湿シートは正しく施工されているか

冬の結露対策で超重要。


✔ 配線・配管周りに穴が空いていないか

ここから湿気が入って壁内結露が起きる。


✔ 気密処理が適切か

断熱性能は気密で大きく変わる。


■ ◆ 断熱工事の工程を“現場目線”で詳しく解説🔧🏡

断熱工事は以下の流れで進みます。


① 現場確認

施工前に、

  • 柱間寸法

  • 配線位置

  • 防湿層位置

  • 空洞の場所
    を確認。


② 断熱材搬入

湿気に弱い断熱材は、保管にも注意が必要。


③ 壁・天井への施工

種類によって施工方法は大きく異なる。

  • グラスウール→手で詰める

  • 発泡ウレタン→吹き付け

  • セルロース→穴から吹き込み

すき間や潰れがないよう丁寧に作業する。


④ 防湿シート施工

冬場の結露対策として最重要。


⑤ 気密テープでの処理

隙間を徹底的に塞ぐ。


⑥ サーモカメラでチェック

気密・断熱が適切か確認。


⑦ 石膏ボードを張って仕上げ

断熱はこの後見えなくなるため、この段階までが勝負。


■ ◆ 断熱工事でよくある失敗とその影響😱


● すき間施工

→ 冬に冷たい風が入り、結露発生。


● 防湿シートの破れ

→ 壁内結露が起こり、柱が腐る。


● 天井の断熱不足

→ 家全体が寒く、光熱費が高くなる。


● 脱衣所・トイレなど小部屋が断熱不足

→ ヒートショックのリスク増。


断熱の失敗は、
家が建ってから気付いても直すのが非常に難しい

だからこそ、最初がすべてなのです。


■ ◆ 断熱工事は「住む人の健康」を守る工事でもある🏥

断熱の質が悪いと👇

  • ヒートショック

  • 結露によるカビ

  • 体温調整のストレス
    などの健康被害にもつながります。

快適さは、健康と密接に関わっています。


■ まとめ

断熱工事は、家づくりの中でも最重要の工程。
素材選びだけでなく、施工の質が性能を大きく左右します。

見えない部分こそ丁寧に。
断熱は“未来の暮らし”をつくる工事です。

 


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第18回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~断熱のチカラで未来を守る🌍✨~

 

地球温暖化やエネルギー問題が話題になる今、
「家の断熱」はますます大切なテーマになっています🌿🌞

そのカギを握るのが、断熱工事のプロの技術です👷‍♂️💪


🏗️ 1|断熱工事は“未来のインフラ”

断熱は、建物を快適にするだけでなく、
エネルギーを無駄にしない社会づくりにもつながっています🌎✨

例えば、断熱性能を上げることで――
・冷暖房の使用時間を削減
・CO₂排出量の削減
・家計の光熱費も節約

つまり、断熱は「人にも地球にも優しい工事」なんです💚


⚒️ 2|プロの技が生きる現場

断熱工事は、一見シンプルに見えてとても繊細な作業です🧱✨

壁の内部、屋根裏、床下など、見えない部分こそ“丁寧さ”が求められます。
少しの隙間があるだけで、効果が半減してしまうため、
職人たちは経験と技術を活かして“気密性”を高めていきます💪

現場ごとに構造が違うからこそ、
一つひとつにオーダーメイドの対応が必要なんです🔧🌈


💡 3|断熱は“目に見えない快適さ”をつくる

断熱の効果は、見た目には分かりません。
でも、家に帰ってすぐに感じる「あたたかさ」「涼しさ」は、
間違いなく職人たちの技の証です🏠✨

家族が笑顔で過ごせる時間、
ペットが安心して眠れる空間――
そのすべてに“断熱のチカラ”が関わっています😊💖


🌸 4|まとめ:断熱工事は“未来への投資”

断熱工事は、今の暮らしを良くするだけでなく、
次の世代の環境を守るための選択でもあります🌍✨

快適さ・省エネ・健康――
そのすべてを支える“静かな技術”が、断熱工事の魅力です💡

これからの家づくりは、“見えない部分”こそ大切に。
あなたの暮らしにも、断熱のやさしさを取り入れてみませんか?🏡🌿

 


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第17回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

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~夏は涼しく、冬はあったか✨~

 

家の中で「夏は暑い」「冬は寒い」そんなお悩みありませんか?🌞❄️
実は、その原因の多くは“断熱”にあります。

そして、その悩みを解決してくれるのが――
断熱工事のプロフェッショナルたちなんです🏗️✨


🧱 1|断熱工事ってなに?

断熱工事とは、建物の壁・天井・床などに断熱材を施工し、
外気の温度を室内に伝えにくくする工事です💡

外の熱を遮り、室内の温度をキープすることで、
冷暖房の効率がアップし、快適な空間が続きます🌿✨

まさに“家の体温を守る”お医者さんのような存在なんです🏠💖


🌞 2|夏も冬も快適に!

夏の強い日差し☀️、冬の冷たい風❄️。
断熱工事をしている家では、こうした外気の影響を大幅にカット!

・夏はエアコンの冷気を逃がさず涼しい🌬️
・冬は暖房の熱を閉じ込めてポカポカ🔥

さらに、光熱費も抑えられて“エコな暮らし”が実現します💰✨


🌿 3|結露・カビの予防にも効果的

断熱工事は、家を長持ちさせる効果もあります🔧

外と内の温度差が小さくなることで、
壁や窓にできる“結露”を防ぎ、カビの発生も抑えられます🍃

「見えないところから健康を守る」
それが断熱のもう一つの魅力です😊


🌈 4|まとめ:断熱工事で“暮らしの質”を変える

断熱工事は、快適さ・省エネ・健康のすべてを叶えるリフォーム✨
見た目では分かりにくいけれど、
その効果は暮らしてすぐに実感できます。

“家族が笑顔で過ごせる空間”を作るために――
今、断熱工事が注目されています🏡💖

 


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第16回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

上甲断熱工業、更新担当の中西です。

 

~やりがい~

 

1|断熱工事の役割——“快適・健康・省エネ”を同時にかなえる

断熱は、ただ暖かく(涼しく)する工事ではありません。
①快適(温度ムラの縮小/無風・静穏)、②健康(結露・カビの抑制/ヒートショック低減)、③省エネ・脱炭素(冷暖房負荷削減)を同時に実現する住環境の基礎工事です。設計数値(UA・C・Ψ)を、現場で再現するのが私たちの仕事。


2|“いま”現場に求められている主なニーズ 📈

  • 数値で語れる品質:設計UAに加え、現場は**C値(気密)**の実測、サーモ撮影での欠損確認。

  • 気密・防湿の“連続性”:面から面へ、部材を跨いでも層が切れないディテール。貫通部・コンセント周りの処理が勝負。

  • 熱橋(ヒートブリッジ)抑制:サッシまわり、土台・梁、金物、ベランダ接合部のΨ値対策

  • 窓の優先順位:改修では内窓/窓交換の効果が大。壁より先に“開口部×気密”を詰める。

  • 住みながら改修:粉じん・騒音・工程を最小化するフェーズ施工の段取り力。

  • 記録と説明責任:写真台帳・テープ・気密シートの型番・施工条件を残し、引渡し後も説明できる体制。

  • 環境配慮とLCA:低炭素素材(セルロース・木繊維・フェノール等)の採用と廃材最小化

  • 補助金・認証に耐える根拠:検査・申請の証跡準備(数値・写真・納まり図)。


3|この仕事のやりがい 🌟

  • Before/Afterが数値で返る
    C値が1.8→0.4、北側壁の表面温度が+3℃…改善が体感とデータの両方で見える快感。

  • 暮らしが変わる瞬間に立ち会える
    「朝の結露が消えた」「子どもが床で遊ぶようになった」——感謝の言葉が原動力。

  • “納まり”で解くパズル感
    構造・意匠・設備の狭間で、連続性を途切れさせない設計と施工を完璧に決めたときの達成感。

  • 地球にも効く実感
    年間の暖冷房負荷低減=CO₂削減。手を動かすほど社会に効く手応え。

  • チームでものづくり
    設計・監督・職人・性能評価者が“同じゴール(数値×体感)”を共有する一体感。


4|やりがい×ニーズが交差する瞬間(ミニ事例)💬

  • 北側カビの再発ゼロ:付加断熱+透湿設計の見直しで露点をまたがない納まりに。

  • 引渡し前“簡易ブロー”(石膏ボード前の気密試験)で漏気を特定→C値0.5を達成

  • 窓優先の改修:内窓+気密補強だけで体感が劇的改善、光熱費も目に見える低下。


5|“今すぐ効く”現場ミニ戦略 🧰

  1. 赤線で“気密ライン”を描く
     平面・断面・詳細に赤ペンで連続線を引き、貫通部を事前洗い出し。朝礼で全員共有。

  2. テープは“3点セット”で
     下地プライマー→気密テープ→押さえローラー。メーカー指定の温湿条件を守る。

  3. 窓まわりは先に決める
     サッシ位置・下枠防水、付加断熱の跳ね返し、見切り材まで標準化して現場迷子を防止。

  4. “ブロー&ゴー”の導入
     石膏ボード前に簡易ブロワードアで漏気探索→その場で是正。仕上げ後のやり直しを撲滅。

  5. 粉じん・騒音のルール化(住みながら改修)
     養生・負圧集塵・静音時間帯・日々の清掃写真をルーチンに。信頼が次の受注に直結。

  6. 湿気の逃げ道を設計
     材料の**sd値(透湿抵抗)**を並べ、内→外で大きく→小さくを基本に。内部結露の予防線を引く。


6|成果が見えるKPI(目安)📊

  • C値[cm²/m²]:新築≤0.5、改修≤1.0を目標。

  • 最小表面温度差[℃]:冬の窓際・北壁で**露点+最低2℃**をキープ。

  • UA達成率(%):設計UAに対し現場の仕様逸脱ゼロ。

  • 熱橋是正率(%):事前抽出箇所に対する施工・写真完了率。

  • コールバック率(%):結露・カビ・隙間風のクレームを限りなくゼロへ。

  • 施工生産性:1人日あたり施工面積/粉じん苦情ゼロ継続日数。

重要なのは他社比較より自社の基準線を上げ続けること。設計→施工→実測→是正のPDCAで前進。


7|スタッフのウェルビーイングも“必須のニーズ” 🧑‍🔧💚

  • からだ:腰・肩を守る台車・昇降足場・軽量工具、シート貼りは二人体制を原則に。

  • こころ:季節要因の疲労に合わせ**週1デブリーフィング(15分)**で共有。

  • 安全:切創・落下・粉じん(シリカ)対策のPPEフル装備とフィットテスト。

  • 学び:新素材・テープ・窓の施工トレーニングと、BlowerDoorの読み方を標準教育に。


8|キャリアと学びの道筋 🎓

現場職人 → 班長(品質・安全) → 施工管理 → 性能評価(気密測定・サーモ) → 積算・提案 → 断熱コンサル。
横断スキル:ディテール読解、Ψ値感覚、材料のsd値、写真台帳、住みながら改修の段取り、コミュニケーション。


9|これからの潮流 🚀

  • Deep Retrofit(段階的深掘り改修):内窓→屋根外断熱→外壁カバーのステップ設計

  • 断熱×設備の最適化:**小さな熱源(ヒートポンプ)**で賄える外皮へ。

  • 低炭素材料とリサイクル:セルロース・木繊維など環境価値も提案

  • デジタルQA:現場のサーモ・C値・写真をクラウド連携、引渡し=性能保証へ。

  • 健康価値の可視化:室温・湿度・CO₂・PM2.5のログで暮らしの質までエビデンス提示。


10|まとめ ✨

断熱工事のニーズは、数値で語れる品質/連続性と熱橋対策/窓優先の改修/住みながらの配慮/環境と証跡
その中でのやりがいは、体感とデータで“良くなった”がはっきり分かること、暮らしと健康に効くこと、納まりの工夫で難題を解くことにあります。

今日の一手で、冬はぽかぽか・夏はさらり
図面で描いた性能を現場で実現し、暮らしで証明する——それが断熱職人の誇りです。🧱🔥❄️

 

 


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第15回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

上甲断熱工業、更新担当の中西です。

 

~変遷~

 

1|伝統の知恵:通風と蓄熱でしのぐ時代(〜1970年代)

日本の住まいは長らく温暖湿潤の気候に合わせ、

  • 高床・通風・深い庇で夏をしのぎ、

  • 土壁・漆喰・障子で“蓄湿・蓄熱”と放散を利用する設計が中心でした。
    いわば「でなく」の時代。材料は自然由来で、施工も地域大工の経験知が主役でした。


2|オイルショック後:断熱材の普及と量的拡大(1970〜1980年代)

省エネ意識の高まりとともに、**グラスウール・EPS(発泡スチロール)**などが住宅に本格導入。

  • **充填断熱(壁・天井)**が標準化

  • サッシは単板ガラス+アルミが主流で、開口部の熱損失は依然大きい

  • 防露は“なんとなく防湿シート”という時代で、気密の重要性は未成熟でした


3|標準化と気密の登場:品質の“均一化”へ(1990年代)

施工ムラによる結露・カビ問題が顕在化し、**気密施工(C値)**の概念が浸透。

  • 防湿層の連続性コンセントBOX周りの処理など、ディテールの標準が整備

  • 床断熱 vs 基礎断熱の選択が議論に

  • **Q値(熱損失係数)**で住宅性能を語り始める


4|“窓の革命”と外皮全体の最適化(2000年代)

開口部の性能が一気に向上。

  • Low-E複層ガラス・樹脂/複合サッシが普及し、開口部のU値が大幅改善

  • **外張り(外断熱)**が集合住宅・戸建てで拡大、**熱橋(ヒートブリッジ)**への意識が高まる

  • 吹込みセルロース硬質ウレタン現場発泡など、形状追従性の高い工法が登場


5|数値と実測の時代:UA・C・Ψで語る(2010年代)

評価手法が“感覚”から“計測×計算”へ。

  • **UA値(外皮平均熱貫流率)**で外皮全体を定量評価

  • C値(相当隙間面積)のブロワードア試験が現場品質の指標に

  • Ψ値(線熱貫流)や日射取得・遮蔽の設計も一般化

  • ZEH・パッシブ設計の広がりで、負荷低減→小さな設備の思想が定着


6|脱炭素と健康:性能+環境+ウェルビーイング(2020年代〜)

断熱は“光熱費対策”だけでなく、健康・生産性・脱炭素の中核へ。

  • 付加断熱(充填+外張り)で熱橋を徹底削減等温線を乱さないディテールが常識に

  • 木繊維・セルロース等の再生素材フェノール・VIP(真空断熱)・エアロゲルなど用途最適化が進む

  • BIM/解析で**結露リスク(温湿度・露点)**を事前検討、実測センサーで運用最適化

  • 改修市場が主戦場に。外壁カバー工法・屋根外断熱・内窓で住みながら断熱を引き上げる


7|材料の進化(ざっくり早見)

  • 無機繊維:グラスウール/ロックウール(コスパ・耐火・透湿)

  • 発泡系:EPS/XPS(安定・施工性)、硬質ウレタン(高断熱・現場発泡で気密寄与)、フェノール(薄く高性能)

  • 自然系:セルロース・木繊維(調湿・吸音・環境負荷低)

  • 先端系:VIP・エアロゲル(超高性能、納まりとコストが課題)


8|工法の進化(どれを、どこに)

  • 充填断熱:コスパ良/欠損・防湿の連続が品質カギ

  • 外張り(外断熱):熱橋に強い/防火・耐風圧・通気層の設計が要

  • 付加断熱:最強の外皮性能/納まり・コスト・厚みのバランス設計

  • 内窓・窓交換:改修の即効薬/気密・水密・見切りの丁寧さが肝


9|タイムラインで一気に把握 ⏱️

  • 〜1970s:通風・蓄熱・自然素材中心

  • 1980s:充填断熱の普及/省エネ意識の高まり

  • 1990s:**気密施工(C値)**と防湿ディテールの標準化

  • 2000s:高性能窓・外張り/熱橋対策

  • 2010s:UA・C・Ψでの数値化、ZEH・パッシブの普及

  • 2020s–:脱炭素×健康、改修主戦場、先端断熱材の実装


10|“今すぐ現場で効く”ミニ戦略 🧰

  1. 連続性ファースト:防湿層・気密層を平面→立体→貫通部で線としてつなぐ(コンセントBOX・梁受け・配管周りに赤丸)。

  2. 熱橋リスト:土台・胴差・金物・サッシ取付部…Ψ値が大きい箇所の標準納まりを図面化して全現場共有。

  3. 窓を先に決める:壁厚・断熱厚・付加断熱の有無を窓と一体で躯体貫通位置が後戻りコストの主因。

  4. 現場実測ブロワードア(C値)とサーモカメラで引渡し前チェック。欠損はその場で是正

  5. 湿気の道を描く:**sd値(透湿抵抗)**で内外材料の並びを確認し、内部結露の逃げ場を設計。

  6. 改修は“外から/窓から”:生活影響が小さく性能ゲインが大きい順に着手(内窓→屋根外断熱→外壁カバー)。


11|成果が見えるKPI(目安)📊

  • UA値[W/m²K]:地域区分に応じた目標を設定(新築と改修で別目標)

  • C値[cm²/m²]:新築で0.5以下を目安に、改修は1.0以下を狙う

  • 室内表面温度差[℃]:冬期の外壁・窓近傍で露点差を確保

  • 冷暖房負荷[MJ/年]:設計値と実測(スマートメータ)を比較

  • 結露/カビ発生ゼロ:アフター点検で窓台・北側壁・家具背面を重点チェック

ポイントは“他社比較”より、自社のベースラインを上げ続けること。設計値→施工→実測→是正のPDCAが最短ルートです。


12|これからの断熱工事:5つの潮流 🚀

  1. 改修メインの市場住みながら工事の工期短縮と粉じん対策が競争力に。

  2. 健康との接続:室温・湿度・CO₂・PM2.5の見える化最適制御

  3. 低炭素材料再生材・バイオ由来の採用とLCAの見える化

  4. 先端材の部分使い:VIP/エアロゲルを柱際・窓まわりの“効くところ”だけに。

  5. BIM×実測熱橋の自動抽出現場チェックリスト自動生成へ。


まとめ ✨

断熱工事は、
通風の知恵 → 量的普及 → 気密と標準化 → 窓の革命 → 数値と実測 → 脱炭素と健康
という階段を上がってきました。

これからの勝ち筋は、“連続性の設計”ד熱橋の抑え込み”ד実測で締める”
図面で描いた性能を現場で実現し、暮らしで証明する——その一貫性が、住まいの快適と地球の未来を同時に高めます。🏠🌿

 

 


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第14回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

上甲断熱工業、更新担当の中西です。

 

~“屋根と開口部”~

 

電気代の高止まり、作業環境の暑さ寒さ、結露による製品・設備トラブル…。非住宅の断熱改修は、空調負荷の削減安全・品質の向上を同時に叶える投資です。私たちは稼働を止めにくい現場でも、短工期・高耐久で実装します。️⏱️


非住宅断熱の3大メリット

  1. 省エネ・コスト削減:空調機の負荷低減でランニングコストを圧縮

  2. 環境改善・生産性向上:熱ストレス軽減で作業効率UP

  3. 結露・錆び対策:設備・在庫を守り、メンテ頻度を低減


エリア別・最適解プラン️

屋根・折板対策(最優先)⛱️

  • 折板裏に吹付硬質ウレタン高反射塗装+断熱

  • 夏場の放射熱を大幅カット、**体感温度−5〜7℃**を目指す(現場条件による)

壁・スパンパネル

  • 内側充填または外張りボードで熱橋を抑制

  • 既存ラインを止めにくい現場は部分施工+夜間対応

開口部(シャッター・出入口・窓)

  • 内窓ハイスペックガラスエアーカーテン

  • シャッターボックス断熱で出入口の“隙間冷暖房”を防止

付帯設備(配管・ダクト)

  • 保温・結露対策でドリップや腐食を防ぎ、衛生・安全性も向上


改修の進め方(止められない現場でも)

  1. 温湿度・表面温度の事前計測(データロガー/サーモ)

  2. 投資対効果シミュレーション(空調負荷・回収目安)

  3. 工区分割・稼働と並行施工(夜間・休日施工の計画)

  4. 品質管理(接着/気密/熱橋処理、写真台帳)

  5. アフター(季節変動のモニタリング、最適運転の提案)


事例イメージ(一例)

  • 金属加工工場@平屋1,200㎡
     屋根裏吹付+開口部対策で、夏季ピーク時の空調電力 約18%削減。作業者アンケートでも「午後の疲労感が軽減」。

  • 物流倉庫@3,000㎡
     高反射屋根+シャッター断熱で庫内の熱だまり解消、フォークリフトの結露スリップも低減。

※建物条件・設備・運用により効果は変動します。


よくある質問❓

Q. どれくらいで元が取れますか?
A. 建物条件次第ですが、屋根+開口部対策は回収が早い傾向。現地計測から試算します。

Q. 施工中の粉じん・臭いは?
A. 養生・換気・作業時間帯の配慮で操業への影響を最小化。食品・精密系は専用体制で臨みます。

Q. 防火・法規は大丈夫?
A. 使用材料は各種基準の適合品を選定。必要に応じて仕様書・各種証明をご用意します。


まずは“見える化診断”から

  • 屋根・壁・開口部の熱画像レポート

  • 空調運用と合わせた投資対効果の簡易試算

  • 稼働を止めない施工計画のご提案

お問い合わせはお気軽に
課題・ご予算・操業条件をお伝えいただければ、最短当日で概略プランをご提示します。

 

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