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月別アーカイブ: 2025年11月

第20回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~冬は暖かく、夏は涼しい家へ~

 

 

近年、断熱リフォームの問い合わせは急増しています。
理由はとてもシンプルで、
家が寒い・暑い・電気代が高い・結露がひどい
といった悩みが深刻化しているためです。

断熱は新築だけに関係すると思われがちですが、
実は“リフォームで大幅に改善できる部分”でもあります。

今回は、断熱リフォームの種類、効果、費用対効果、施工工程、
現場で本当に多い依頼内容などを、3000字以上で丁寧に紹介します。


■ ◆ 「家が寒い・暑い」は“断熱不足”が原因

特に多い相談が👇

  • 冬に家が底冷えする

  • 夏に2階がサウナ状態

  • エアコンをつけても温まらない

  • 結露がひどくてカビが生える

これは、ほぼ確実に”断熱不足”の症状。
家は築年数が古いほど断熱材が薄く、性能も低いのが特徴です。


■ ◆ 断熱リフォームで改善できる場所


● 壁の断熱

内部結露対策にも効果大。


● 天井(屋根裏)の断熱

寒さの改善に最も即効性がある。


● 床下の断熱

特に冬の冷え対策に絶大。


● 窓断熱(最重要)

家から逃げる熱の約50%は窓。
内窓・樹脂サッシ化は非常に効果が高い。


■ ◆ 断熱リフォームの方法別メリット・デメリット


● 吹き込み断熱(セルロースなど)

解体せずに壁内へ施工可能。
メリット:費用が低くすき間が埋まる
デメリット:施工が難しい


● 吹付け断熱(発泡ウレタン)

気密性が高い。
デメリット:やや高い


● グラスウール追加

コスト最安。
デメリット:隙間が出やすい


● 内窓(インナーサッシ)

最も手軽で効果が高い。


■ ◆ 現場のリアル:断熱リフォームの流れ🔧


① 点検

サーモカメラや床下点検口から調査。


② 劣化の確認

断熱材の落下・カビ・湿気を確認。


③ 施工計画

どこを改善すると効果が最大かを判断。


④ 施工

場所に応じて断熱材を施工。


⑤ 気密処理

断熱材と同じくらい重要。


⑥ 完了チェック

温度や結露の改善具合を目視・測定で確認。


■ ◆ 断熱リフォームの効果は“想像以上”

施工後のお客様からは👇

  • エアコン代が大幅に下がった

  • 帰宅時に家が暖かい

  • 朝の冷え込みが全く違う

  • 結露が消えた

  • 子どもが風邪をひきにくくなった

という声が非常に多い。

断熱は“暮らしの質を根本から変える工事”です。


■ ◆ まとめ

断熱リフォームは、

  • 寒さ

  • 暑さ

  • 光熱費

  • 結露

  • 健康

  • 家の寿命

これらを劇的に改善できる価値ある工事。

断熱は目に見えないが、
効果は確実に人生を豊かにしてくれます。

 


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第19回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

~「家の快適さは断熱で決まる」~

 

 

家づくりにおいて、見た目や間取りは多くの人が重視します。
しかし本当に大切なのは、家の内部に隠れてしまう“断熱”の質です。

断熱材は、完成後には見えません。
だからこそ、ちゃんとした知識を持って選び、施工しなければ、
夏は蒸し暑く、冬は底冷えし、光熱費も高くなる家になります。

今回は、断熱材の種類、施工方法、現場の裏側、よくある失敗、家を長持ちさせる断熱の考え方など、
断熱工事のプロが本気で語る3000字以上の解説ブログです🏡🔥❄️


■ ◆ 断熱とは何か?目に見えない“家の性能”を決める要の工事

断熱とは、外気温を室内に入れにくくし、
室内の温度を外に逃がしにくくするための仕組み。

断熱材が正しく施工されていると👇

  • 夏は涼しい

  • 冬は暖かい

  • エアコン代が下がる

  • 家の中の温度差が減る

  • 結露が減り、家が長持ちする

つまり断熱は“快適さ”“健康”“省エネ”“寿命”を左右する超重要工事なのです。


■ ◆ 断熱材の種類を徹底比較✨

断熱材には多くの種類があります。
それぞれ特徴が違うため、住む地域・家族構成・予算によって最適解が変わります。


● グラスウール(一般住宅で最も多い)

メリット

  • コストが安い

  • 施工しやすい

  • 防火性が高い

デメリット

  • 隙間ができると性能が激落ち

  • 防湿層の施工ミスが多い


● セルロースファイバー

新聞紙をリサイクルしたエコ断熱材。

メリット

  • 調湿性が高い

  • 防音性能が非常に高い

  • すき間なく施工できる

デメリット

  • 施工できる業者が限られる

  • 価格がやや高め


● 吹付けウレタン断熱(発泡断熱)

近年人気が高い断熱方法。

メリット

  • 壁・天井に隙間なく密着

  • 高断熱で気密性が高い

  • 結露しにくい

デメリット

  • 施工者の技術差が出やすい

  • 火災時には有毒ガス発生の可能性


● EPS・XPS(押出発泡ポリスチレン)

床断熱に多用される。

メリット

  • 水に強い

  • 床の冷え対策に最適

デメリット

  • 現場カットの精度が重要


■ ◆ 断熱工事は「素材×施工」が揃って初めて性能が出る

断熱で最も大事なのは、
どの断熱材を使うかより“どう施工するか” です。

プロが必ずチェックするポイント👇


✔ すき間がないか

断熱材の1cmのすき間は、
“窓を開けているのと同じ”になることもあります。


✔ 断熱材が潰れていないか

厚みが半分になると性能も半分。


✔ 防湿シートは正しく施工されているか

冬の結露対策で超重要。


✔ 配線・配管周りに穴が空いていないか

ここから湿気が入って壁内結露が起きる。


✔ 気密処理が適切か

断熱性能は気密で大きく変わる。


■ ◆ 断熱工事の工程を“現場目線”で詳しく解説🔧🏡

断熱工事は以下の流れで進みます。


① 現場確認

施工前に、

  • 柱間寸法

  • 配線位置

  • 防湿層位置

  • 空洞の場所
    を確認。


② 断熱材搬入

湿気に弱い断熱材は、保管にも注意が必要。


③ 壁・天井への施工

種類によって施工方法は大きく異なる。

  • グラスウール→手で詰める

  • 発泡ウレタン→吹き付け

  • セルロース→穴から吹き込み

すき間や潰れがないよう丁寧に作業する。


④ 防湿シート施工

冬場の結露対策として最重要。


⑤ 気密テープでの処理

隙間を徹底的に塞ぐ。


⑥ サーモカメラでチェック

気密・断熱が適切か確認。


⑦ 石膏ボードを張って仕上げ

断熱はこの後見えなくなるため、この段階までが勝負。


■ ◆ 断熱工事でよくある失敗とその影響😱


● すき間施工

→ 冬に冷たい風が入り、結露発生。


● 防湿シートの破れ

→ 壁内結露が起こり、柱が腐る。


● 天井の断熱不足

→ 家全体が寒く、光熱費が高くなる。


● 脱衣所・トイレなど小部屋が断熱不足

→ ヒートショックのリスク増。


断熱の失敗は、
家が建ってから気付いても直すのが非常に難しい

だからこそ、最初がすべてなのです。


■ ◆ 断熱工事は「住む人の健康」を守る工事でもある🏥

断熱の質が悪いと👇

  • ヒートショック

  • 結露によるカビ

  • 体温調整のストレス
    などの健康被害にもつながります。

快適さは、健康と密接に関わっています。


■ まとめ

断熱工事は、家づくりの中でも最重要の工程。
素材選びだけでなく、施工の質が性能を大きく左右します。

見えない部分こそ丁寧に。
断熱は“未来の暮らし”をつくる工事です。

 


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