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第22回断熱工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社シティーライフ断熱、更新担当の中西です。

 

“現場の一手”

 

断熱工事の世界は、派手な演出は少ないかもしれません。けれど、現場での一手一手が、家の性能を左右します。施工の丁寧さが、住み心地と光熱費に直結し、結果としてお客様の生活を変える。これは、職人にとって非常にやりがいのある構造です。

第2回では、断熱工事業の魅力を「施工の面白さ」「品質改善の奥深さ」「現場の誇り」「将来性」の視点から掘り下げます。


1)断熱工事は“品質が数字と体感に出る”仕事✨

近年、住宅の性能は数値で語られる場面が増えています。
断熱性能は、断熱等級やUA値などで評価されます。
ただし、数値は設計だけでは決まりません。現場施工の精度が性能を左右します。

断熱材に隙間ができれば、その部分が弱点になります。
断熱材が圧縮され過ぎれば性能が落ちます。
貫通部や取り合いの処理が甘ければ、そこから空気や湿気の動きが発生し、計画通りの性能が出にくい。

だから断熱工事は、「現場の丁寧さが最終性能を決める」仕事。
これは職人にとって、腕の見せどころです✨


2)“熱の逃げ道”を潰す発想が面白い

断熱工事は、熱の動きを読む仕事でもあります。
熱は高いところから低いところへ移動し、すき間や弱点を狙って逃げます。

  • 柱や梁の熱橋

  • コンセント周りの隙間

  • 天井点検口

  • 床下点検口

  • 窓回りの納まり

  • 配管貫通部

  • 断熱欠損になりやすい角部

こうした“熱の逃げ道”を、現場で潰していく。
まるでパズルのように、弱点を一つずつ減らしていく工程が、断熱工事の面白さです✨

断熱材の切り方、当て方、留め方、テープの貼り方、気密の取り合い。
小さな工夫が、結果に大きく影響する。ここが奥深いポイントです。


3)断熱は気密・換気とセット。総合力が身につく️

断熱工事を突き詰めるほど、「断熱だけでは家は良くならない」ことが分かります。
気密が弱ければ、断熱の効果が落ちる。
換気が適切でなければ、湿気が溜まりやすくなる。
透湿防水の考え方を誤れば、壁体内にリスクを作る。

つまり断熱工事業は、住宅を“総合的に理解する”技術職になれます。
この知識は、現場での提案力に直結します。

  • 工務店への改善提案

  • 施工手順の標準化

  • チェックポイントの共有

  • 現場教育
    こうした領域まで踏み込める断熱職人は、現場で非常に価値が高い存在になります✨


4)リフォーム市場でも価値が伸びる️➡️

新築だけでなく、断熱リフォームの需要は今後も伸びやすい分野です。
築年数のある家では、

  • 冬の寒さ

  • 夏の暑さ

  • 結露

  • 光熱費
    といった悩みが多く、断熱改修が解決策になり得ます。

ただしリフォーム断熱は、新築以上に難易度が上がることもあります。
既存の構造、納まり、制限された作業スペース、部分改修の判断…。
ここで経験がある会社は、強いです。
難しい現場ほど技術が活き、差別化にもなります✨


5)“お客様の毎日”を変えられる仕事✨

断熱工事の魅力は、完成後の生活に直結することです。
お客様が毎日感じる、
「寒くない」
「暑くない」
「結露が出ない」
「光熱費が下がった」
この変化が、工事の成果そのものです。

そして断熱は、家族の暮らしの記憶に残ります。
「この家にして良かった」
「リフォームして本当に助かった」
そう言ってもらえる仕事は、簡単にはありません。断熱工事は、その数少ない仕事の一つです✨